リースバックの期間満了になる前に:買戻し

別の記事でおお話したとおり、リースバックは退去もしくは買い戻しを全手としたローンのサービスです。
もし、退去ではなく買い戻しを計画している場合、契約期間の遵守は絶対といえます。
ここでは、そんな契約期間と買い戻しの関係についてお話しましょう

買い戻しについて

もし、買い戻しを前提としてリースバックを利用する場合、契約段階で買い戻しを含めた契約を取り決めることになります。
買い戻しは賃貸契約を結んでいる期間中であれば、いつでも買い戻しが可能です。
極端に言えば契約締結翌日に買い戻しの手続きをすることもできますし、期間満了ぎりぎりになって買い戻しの手続きをすることもできます。

ただし、期間が過ぎたあとの買い戻しはできない可能性が高いです。
買い戻し前提で契約をする際、再売買予約権という権利が発生します。
これは名前のとおり再売買を予約、行使できる権利ですが、契約内容の不履行によって権利は失効してしまいます。
つまり、規期満了になっても買い戻しができない場合、権利が失効してしまうので買い戻しができなくなる可能性が生まれるのです。

そうならないためにも、買い戻しに少々時間がかかる場合、事前に連絡して了解を得る必要があるのです。