リースバックで期間がすぎる前に:返済の計画

リースバックで買い戻しを行う場合、期間満了までに買い戻しのための金額を用意する必要位があります。
ここでは、そんなリースバックで受けた融資をもとに返済するにはどうすればよいかをお話しましょう

不動産業者と相談する

一番無難で確実なのが、返済計画を不動産業者と相談して融資を受けることです。
不動産会社も買い戻しを前提として融資を受ける人の場合、買い戻しが行われなければ予定していた収益に繋がらない可能性があるので、確実な返済プランの提案をしてくれます。

これは個人で融資を受ける人にとって非常に有益です。
プロ目線のアドバイスを受けられるので買い戻しの返済プランをより堅実かつ確実に立てることができますし、リースバックを利用する前にプランが有効かを確認できます。

相談は無料のケースが多い

こういったリースバックの返済に関する相談は、基本無料で行っている業者の方が多いです。
アフターサービスの充実も大事ですが、こうした事前のサービスが充実している業者を探すのも、リースバックで失敗しない有効な手段です。

リースバック期間が満了:より長く住むにはどうすれば良い?

リースバックの期間が終了した場合、それまでには退去の準備をする必要があります。
しかし、まだ住み続けたい、あるいは延長しなければならなくなった場合、期間が満了しても住むことは可能です。

再契約する

リースバックの期間が満了した場合、再度契約を行い継続して住むことが可能です。

ここで注意したいのは「延長」ではなく「再契約」ということです。
当然条件も異なるため、同じ期間スメルトは限りませんし、家賃も変動する可能性が高いです。
もちろん逆に安くなったり期間が長くなったりする可能性もありますが、値段が安くなる可能性は限りなく低いと考えて良いでしょう

再契約で家賃が低くなる可能性

再契約で家賃が低くなる可能性として挙げられるのが、その土地の需要が大幅に減るということです。
当然のことながら、リースバックの期間終了で借り主が去ったあと、新しい借り主が来なければ収入は得られません。
しかし、土地の価値が下がり需要が下がった場合、あらたな借り主が見つかる可能性は低くなります。
そんな場合、交渉次第で安く住むことはできるかもしれません。

リースバックの期間満了になる前に:買戻し

別の記事でおお話したとおり、リースバックは退去もしくは買い戻しを全手としたローンのサービスです。
もし、退去ではなく買い戻しを計画している場合、契約期間の遵守は絶対といえます。
ここでは、そんな契約期間と買い戻しの関係についてお話しましょう

買い戻しについて

もし、買い戻しを前提としてリースバックを利用する場合、契約段階で買い戻しを含めた契約を取り決めることになります。
買い戻しは賃貸契約を結んでいる期間中であれば、いつでも買い戻しが可能です。
極端に言えば契約締結翌日に買い戻しの手続きをすることもできますし、期間満了ぎりぎりになって買い戻しの手続きをすることもできます。

ただし、期間が過ぎたあとの買い戻しはできない可能性が高いです。
買い戻し前提で契約をする際、再売買予約権という権利が発生します。
これは名前のとおり再売買を予約、行使できる権利ですが、契約内容の不履行によって権利は失効してしまいます。
つまり、規期満了になっても買い戻しができない場合、権利が失効してしまうので買い戻しができなくなる可能性が生まれるのです。

そうならないためにも、買い戻しに少々時間がかかる場合、事前に連絡して了解を得る必要があるのです。